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設計にあたって オイレスベアリングの冷しバメ要領 ■ 冷しバメ オイレスベアリングをハウジングにセットする方法には、マンドレル、プレスなどを用いて圧入する方法の他に液体窒素や ドライアイスを用いる冷しバメがあります。 冷しバメは、圧入と比べて作業性がよく、精度よくハウジングに取付けることができます。 なお、オイレスベアリングでは、軸受機能をそこなう恐れのある「焼きバメ」によってセットする方法は避けてください。 ■ 冷しバメの方法 (1)必要な材料 ●冷媒 : 液体窒素、ドライアイス ●容器 : 保温チャンバー(断熱材で四方を囲んだもので、ブッシュが十分入る大きさのもの) (2)冷却による軸受外径の収縮量ΔDの算出 軸受外径:D、軸受の熱膨張係数:α 雰囲気温度:T0、冷却温度:T1 ΔD≒D×α×(T0−T1) #500SP の熱膨張係数:α=2.2×10−5/℃ #500B の熱膨張係数:α=1.8×10−5/℃ #500F の熱膨張係数:α=1.2×10−5/℃ ※他の材質については、各製品の機械的性質を参照してください。 例)軸受寸法が、φ100×φ130×.100 の#500B の場合。冷却により、常温20℃から−70℃になるとする。 △D=130×1.8×10−5×(20−(−70))=0.211mm ※軸受外径がφ500を超える大きな寸法の場合は、当社にお問い合わせください。 (3)作業手順 @ 冷媒は液体窒素またはドライアイスとし標準的な冷却温度は−40〜−70℃とします。 A 保持時間は、適用するハメアイ公差によりシメシロが大きい場合、      長くする必要があります。また、保持時間を短くする場合にはプレス圧入を併用すると有効です。 B ブッシュ外径寸法およびハウジング内径寸法を再度測定し確認します。      組込みの途中で不具合に気がついた場合は非常に重大なトラブルとなります。 C ハウジングにブッシュを挿入する時はすばやく回しながら行ってください。      途中で止めてしまうと、寸法がもとに戻り、抜いて入れなおすことは非常に困難です。 D 最後に潤滑剤を摺動面に塗布してください。 注)冬季など温度差が十分とれない場合は、ハウジングを20〜30℃程度に温めてください。 347 選 定 の 目 安 製 品 紹 介 樹 脂 系 ベ ア リ ン グ 複 層 系 ベ ア リ ン グ 金 属 系 ベ ア リ ン グ エ ア ベ ア リ ン グ 技 術 資 料 ス ラ イ ド シ フ タ ー 会 社 案 内