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技術資料 オイレスベアリングは、一般のすべり軸受と同様にハウジングに圧入して使 用することが多く、軸受を圧入する場合、マンドレルを用いるか、あるいは プレスを使ってハウジングに圧入します。 圧入シロの大きい金属軸受の場合、軸受の外径とハウジングの内径に面取 りを行ないマンドレルを用いたほうが容易に圧入できます。 オイレスベアリングの圧入方法 ■ シメシロを与えたブッシュの圧入力の計算方法 ブッシュにシメシロを与えてハウジングに圧入を行った場合、その内径はセット 前より小さくなります。この内径変化量はハウジング、ブッシュの寸法(肉厚、 形状)、材質などによって異なり、厳密には、寸法、材質ごとに試験を行い確認 することが必要です。しかし、現実にこれら組合わせをすべて試験することは 困難であるため、ある程度実用的な基本算出方法で求めます。 計算式 ブッシュとハウジングの関係については、“ 肉厚円筒組み合わせ円筒の式” より導入したものである。 Kb= { ( Eb・4tb)/D}・(1−tb/D) (1−Vb)+(1+Vb)・(1−2tb/D)2 Kh= Eh・{(Dh/D)2−1} (1−Vh)+(1+Vh)・(Dh/D)2 P = ・ D S Kb+Kh 1 ● ブッシュ内径変化量 Δd=   = 2Eb・tb P・D2 2Eb・tb・(Kb+Kh) S・D ● ブッシュ圧入力 F = π・P・D・L・μ 荷重 マンドレル ブッシュ 面取り ハウジング ブッシュ ハウジング σn σb P φd φD tb Dh ポアソン比 0.30 0.30 0.12 0.05 0.30 0.30 0.28 0.31 0.25 0.25 ヤング率(kgf/mm2) 21,000 16,500〜18,000 5,000 2,400 11,000〜13,000 21,000 19,700 20,400 10,500 9,450 ポアソン比 0.32 0.35 0.25 0.35 0.32 0.30 0.25 0.17 0.20 0.35 ヤング率(kgf/mm2) 12,000 11,000 6,600 7,700 8,400 21,000 6,000 700 1,800〜3,000 288 材 質 SS400 FCD 450〜500 サーメット M サーメット G FC 250 SCM 440 SUS 304 SUS 420J2 CAC403(BC3) CAC406(BC6) 材 質 CAC703(A.BC 3) CAC304(HBsC 4) #500B #500SP #500AB #2000 #300 #250-07 ファイバーフロン #80 表-1 各材質のポアソン比とヤング率 ブッシュとハウジングが金属同士の時 ブッシュとハウジングが金属と樹脂の時 ブッシュとハウジングが樹脂同士の時 0.20 0.15 0.15 表-2 ブッシュ、ハウジング間の摩擦係数 組合わせ円筒の 応力分布 Vb : ブッシュのポアソン比(表-1 参照) tb : ブッシュの肉厚(mm) Eb : ブッシュのヤング率(kgf/mm2)(表-1 参照) D : ブッシュの外径=ハウジングの内径(mm) Vh : ハウジングのポアソン比(表-1 参照) Eh : ハウジングのヤング率(kgf/mm2)  (表-1 参照) Dh : ハウジングの外径(mm) P : シメシロによる半径方向圧力(kgf/mm2)  (ブッシュとハウジングとの境界線) Kb : 組み合わせ円筒係数(mm2/kgf)(ブッシュ) Kh : 組み合わせ円筒係数(mm2/kgf)(ハウジング) F : ブッシュの圧入力(kgf) L : ブッシュの長さ(mm) μ : ブッシュとハウジングの間の摩擦係数  (表-2 参照) S : ブッシュのハウジングに対するシメシロ(mm) Δd : ブッシュの内径変化量(mm)(小さくなる量) 348 選定の目安製品紹介樹脂系ベアリング複層系ベアリング金属系ベアリングエアベアリング技術資料スライドシフター会社案内