■軸受の固定方法 |
軸受を固定する場合、変形を最小限にしなければなりません。圧入による固定は避けてください。
特に複数個の軸受を使用する場合は同軸度が重要になります。下記の固定方法を適切に選定してください。 |
| ●焼きバメと接着の併用 ・・・ |
ハウジングを加熱して軸受固定部の穴寸法を大きくします。
軸受外径にリング溝を設けて、溝部に接着剤(ロックタイトなど)を塗布してハウジングに挿入する。 |
| ●冷やしバメ ・・・・・・・・・・・・・ |
エタノールの中にドライアイスを少量づつ投入し、この中に軸受を浸漬して軸受寸法を収縮させてハウジングに挿入する。 |
| ●Oリング固定 ・・・・・・・・・・・・ |
軸受の外径にOリング溝を設けてOリングを取付けた状態でハウジングに挿入する。 |
| ●ツバ部固定 ・・・・・・・・・・・・・ |
ツバ付の軸受形状の場合はツバ部でハウジングへの固定をおこなう。 |
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■軸受面と相手軸 |
| 1: |
軸受面の多孔質焼結層は適正な流量調整を施しております。多孔質層を超音波洗浄100Hkz以下でおこなうと、流量が変化することがありますので避けてください。 |
| 2: |
相手軸を組付ける際に軸受面を傷つけ易いため、軸端面はR面取を施してください。なお、軸の表面粗さはRa0.2(1S)を目安とします。 |
| 3: |
相手軸材質は耐食性鋼(SUS)を使用してください。また、硬質クロムメッキを施すことを推奨いたします。セラミックス・石材・硬質アルマイト処理品なども適用可能です。無電解ニッケルメッキとは相性が悪いため使用しないでください。 |
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軸やハウジングに用いる主要材料と線膨張係数(/℃)
| 主要材料 |
線膨張係数 |
| SUS304 |
1.72×10-5 |
| SUS420J2 |
1.08×10-5 |
| アルミ (A5052-T5) |
2.36×10-5 |
| ジュラルミン (A7075-T6) |
2.36×10-5 |
| アルミナ系セラミックス |
0.45×10-5 |
| 班れい岩グラナイト |
0.80×10-5 |
| 銅合金 (青銅BC6) |
1.96×10-5 |
| 炭素鋼 (S45Cなど) |
1.07×10-5 |
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■空気の管理 |
| 1: |
清浄な空気(ドライエアで1µm以下のフィルターを通したもの)をご使用下さい。 |
| 2: |
供給圧力は通常0.49Mpa(基本性能値)で、消費流量の約2倍の容量を確保してください。 |
| 3: |
長期休止後に始動させる場合は、ドレンや給気圧力などを必ずチェックして正常であることを確認してから本格運転に入ってください。 |
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■その他 |
| 1: |
エア配管の組立て後にゴミ・サビ・切粉など浸入することがありますので、十分にエアブローしてからご使用ください。 |
| 2: |
軸受面や軸に油やグリースが付着した状態は正常ではありません。軸受を開放状態で給気して多孔質の内部から油性分を追出し、溶剤で拭きとってください。 |
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