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オイレスエアベアリング
受注生産品

ナノメーター精度・超高速・摩擦係数ゼロを実現 推奨プリント条件 用紙:A4縦 縮尺:90%以下



オイレスエアベアリングは、独自の多孔質焼結層とバックメタルを一体構造とした、高剛性・高精度用および高速用の無給油軸受です。

■特長
摩擦係数がほぼゼロで、スティックスリップがないため、超高精度の位置決め制御が可能です。
独自の多孔質化技術により最適な絞りが構成でき、高い軸受剛性が発揮できます。
バックメタルと焼結層が一体構造で、加工が簡素化でき、経済的コストで製作ができます。
写真:オイレスエアベアリング


軸受性能(ラジアル軸受)



図:軸受性能(ラジアル軸受)1 図:軸受性能(ラジアル軸受)2 図:軸受性能(ラジアル軸受)3

エアベアリングの性能は、軸受寸法と流量および半径すきまの設定により軸受剛性および負荷容量が決定されます。
●高剛性・高精度タイプ:半径すきま 7〜12µm
●一般タイプ:半径すきま 10〜15µm
●高速タイプ:半径すきま 15〜20µm

■データ用語の意味
大気開放流量 ・・・ 軸受に軸を通さない開放状態で給気したときの流量。
軸受流量 ・・・・・・・ 軸受に軸を通し、給気したときの流量。すきまによって流量は変化する。
軸受剛性 ・・・・・・・ 軸受剛性はすきまが小さくなると大きくなる。
高剛性・高精度タイプは8µm、高速タイプは15µmの半径すきまの時の値を示す。
負荷容量  
許容荷重 ・・・・・・・ 負荷により軸が変位し、軸と軸受の最小すきまが約5µmのときの荷重。
高剛性・高精度タイプは8µm、高速タイプは15µmの半径すきまの時の値を示す。
限界荷重 ・・・・・・・ 軸と軸受が接触するときの荷重。

下記に示すデータは給気ゲージ圧力0.49MPaの実験例で参考値として活用ください。

50×70×L50



高剛性・高精度タイプ
大気開放流量: 300NL/hr
軸 受 剛 性: 150N/µm
許 容 荷 重: 420N
高速タイプ
大気開放流量: 1200NL/hr
軸 受 剛 性: 75N/µm
許 容 荷 重: 540N
 
  ■軸受剛性 ■負荷容量 ■軸受流量  
  図:軸受剛性 図:負荷容量 図:軸受流量  


オイレスベアリング取扱い上の注意



■軸受の固定方法
軸受を固定する場合、変形を最小限にしなければなりません。圧入による固定は避けてください。
特に複数個の軸受を使用する場合は同軸度が重要になります。下記の固定方法を適切に選定してください。
●焼きバメと接着の併用 ・・・ ハウジングを加熱して軸受固定部の穴寸法を大きくします。
軸受外径にリング溝を設けて、溝部に接着剤(ロックタイトなど)を塗布してハウジングに挿入する。
●冷やしバメ ・・・・・・・・・・・・・ エタノールの中にドライアイスを少量づつ投入し、この中に軸受を浸漬して軸受寸法を収縮させてハウジングに挿入する。
●Oリング固定 ・・・・・・・・・・・・ 軸受の外径にOリング溝を設けてOリングを取付けた状態でハウジングに挿入する。
●ツバ部固定 ・・・・・・・・・・・・・ ツバ付の軸受形状の場合はツバ部でハウジングへの固定をおこなう。

■軸受面と相手軸
1: 軸受面の多孔質焼結層は適正な流量調整を施しております。多孔質層を超音波洗浄100Hkz以下でおこなうと、流量が変化することがありますので避けてください。
2: 相手軸を組付ける際に軸受面を傷つけ易いため、軸端面はR面取を施してください。なお、軸の表面粗さはRa0.2(1S)を目安とします。
3: 相手軸材質は耐食性鋼(SUS)を使用してください。また、硬質クロムメッキを施すことを推奨いたします。セラミックス・石材・硬質アルマイト処理品なども適用可能です。無電解ニッケルメッキとは相性が悪いため使用しないでください。

軸やハウジングに用いる主要材料と線膨張係数(/℃)
主要材料 線膨張係数
SUS304 1.72×10-5
SUS420J2 1.08×10-5
アルミ (A5052-T5) 2.36×10-5
ジュラルミン (A7075-T6) 2.36×10-5
アルミナ系セラミックス 0.45×10-5
班れい岩グラナイト 0.80×10-5
銅合金 (青銅BC6) 1.96×10-5
炭素鋼 (S45Cなど) 1.07×10-5

■空気の管理
1: 清浄な空気(ドライエアで1µm以下のフィルターを通したもの)をご使用下さい。
2: 供給圧力は通常0.49Mpa(基本性能値)で、消費流量の約2倍の容量を確保してください。
3: 長期休止後に始動させる場合は、ドレンや給気圧力などを必ずチェックして正常であることを確認してから本格運転に入ってください。

■その他
1: エア配管の組立て後にゴミ・サビ・切粉など浸入することがありますので、十分にエアブローしてからご使用ください。
2: 軸受面や軸に油やグリースが付着した状態は正常ではありません。軸受を開放状態で給気して多孔質の内部から油性分を追出し、溶剤で拭きとってください。

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