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設計支援 選定・設計の目安
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よりよいオイレスペアリングの設計に役立つ設計上の基本事項を掲載しています。
選定・設計の目安
P値/V値/PV値
環境温度とPV値
相手材の選定

選定・設計の目安
選定・設計の目安 P値/V値/PV値 環境温度とPV値 相手材の選定
図:ベアリングの要求特性・設計要素



P値/V値/PV値
選定・設計の目安 P値/V値/PV値 環境温度とPV値 相手材の選定

■P値
軸受に負荷される最大荷重(W)を軸受の投影面積(d×L)で割った値が面圧:Pとなります。
■V値
速度:Vとは相手と軸受との相対速度となります。
■PV値
軸受の選定には面圧:Pと速度:Vとの積であるPV値が重要なポイントとなります。
図:許容PV値
P値、V値、PV値はそれぞれ独立した許容値ではなくお互いに関連をもった設計値です。
設計にあたってはこのグラフに示した範囲に収めてください。
許容最高PV値 < 許容最高面圧:Pmax. × 許容最高速度:Vmax.
P値/V値/PV値の求め方はこちら


環境温度とPV値
選定・設計の目安 P値/V値/PV値 環境温度とPV値 相手材の選定


製品ページに記載されている使用温度範囲は、ベアリング
の材質や構造などから求めた耐熱性を表わしています。
使用する環境温度によっては、下記を目安として設計する
必要があります。

高温条件
●摩擦熱の放散がされ難く、摩擦特性の低下が考えられるため、PV値を低く設定する。
●軸受材料の高温時の強度低下を考慮する。
●熱膨張によって生じる、軸受や相手軸の寸法変化によるクリアランスの減少を検討する。
●高温時の軸受の応力緩和による圧入シメシロの減少を考慮し、軸受の脱落、外径摺動を防止するため、抜け止め、回り止めを施す。

低温条件
●軸受材料の低温時の衝撃強さ、低温脆性を検討する。
●熱収縮によって生じる、軸受内径の寸法変化によるクリアランスの減少を検討する。
●同様に、ハウジングとのシメシロの減少による固定力の低下を検討する。樹脂軸受(特に熱可塑性樹脂材料)は、金属系軸受に比べて低融点であり、熱的影響を受けやすくなります。熱膨張係数も大きい為、温度変化によるクリアランスの減少、応力緩和など、ハメアイ設計において特に注意が必要です。
図:使用温度範囲



選定・設計の目安 P値/V値/PV値 環境温度とPV値 相手材の選定

軸受性能は相手軸の材質、硬さ、表面粗さ、表面処理の有無などの影響を受けるため、下記の推奨相手材を目安にしてください。また、海水中や薬液中など腐食条件が厳しい場合には、2重3重のクロムメッキを施してください。

軸受 面圧N/mm2{kgf/cm2} 材質 硬さ 表面粗さRe(Ry)
金属系 〜24.5{ 250} 機械構造用炭素鋼、合金鋼
(例:S45C、SNC415、SCM435)
腐食環境では耐食性鋼
(例:SUS304、SUS403、SUS420)
HB150以上 1.6a(6.3s)以下
24.5{ 250} 〜49.0{ 500} 上記の材質に高周波焼入れ、浸炭焼入れなどの表面硬化処理 HB250以上
49.0{ 500} 〜98.0{ 1000} 上記の表面硬化処理に窒化処理、硬質クロムメッキなどの表面処理 HRC50以上
樹脂系
複層系
〜49.0{ 500} 機械構造用炭素鋼、合金鋼
(例:S45C、SNC415、SCM435)
腐食環境では耐食性鋼
(例:SUS304、SUS403、SUS420)
HB120以上 0.8a(3.2s)以下
49.0{ 500} 〜98.0{ 1000} 上記の材質に高周波焼入れ、浸炭焼入れ、窒化処理、硬質クロムメッキなどの表面処理 HRC45以上

※樹脂系軸受オイレス#480は、HRC45以上の相手材を選定してください。

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