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制振/耐震補強
オフィスビルの制振レトロフィットの一例を紹介します。
物件紹介(制震壁)

富士火災銀座ビル    詳細
S.SRC造10階地下1階建、制震壁48基
設計/(株)久米設計
施工/清水建設(株)
写真:富士火災銀座ビル 写真:富士火災銀座ビル

物件紹介(BMD)

宮崎市庁舎
RC造9階、BMD42基
設計/(株)山下設計
施工/(株)鴻池組
写真:宮崎市庁舎  

目黒インベストメント碑文谷ビル
RC造9階、BMD28基
設計/(株)イチケン
施工/(株)イチケン
写真:目黒インベストメント碑文谷ビル  

日鐵木挽ビル
S造、BMD20基
設計/(株)山下設計
施工/(株)大林組

山万ビル
SRC造8階、BMD8基
設計/(株)山下設計
施工/戸田建設(株)

山梨大学付属病院
RC造8階、BMD20基
設計/(株)山下設計
施工/西松建設(株)

物件紹介(CVD)

オイレス工業(株)藤沢事業場8号棟
プレハブ2階、CVD8基

設計/オイレス工業(株)
写真:オイレス工業(株)藤沢事業場8号棟  

富士火災銀座ビル


富士火災銀座ビルは、1974年に建設されたS造10階建の事務所ビルで、兵庫県南部地震の直後耐震診断を行いました。その結果、建物の短辺方向で保有水平耐力が全館で5〜23%も不足しており、耐力を上げるには、梁や柱梁接合部を補強する必要がありました。しかしS造建築の場合、耐火被覆された梁や接合部の耐力を必要量まで上げることは困難な課題でした。

そこで構造部材の補強により耐力を上げる代わりに、制震壁を用いて地震応答を低減させる改修方法が採用されました。

制震壁は、偏心が起こらないようバランスを重視して、各階に4〜8枚取付けられました。制震壁の性能は、最大加速度400ガルの地震入力に対して、各階の応答が保有水平耐力よりも小さくなるように設定されています。
図:耐震・制振レトロフィット

富士火災銀座ビル
S.SRC造10階地下1階建、制震壁48基
設計/(株)久米設計 施工/清水建設(株)

診断結果 現行設計法に基づき保有水平耐力を検討した結果、短辺方向で保有水平耐力が必要量を最大20%を下回った。
改修方法 3〜10階に制震壁を取り付けた鉄骨フレームを設置し、応答を低減するとともに、鉄骨柱をコンクリート巻きし補強。
写真:富士火災銀座ビル

応答加速度
図:応答加速度

せん断力
図:せん断力

■制震壁の搬入
写真:制震壁の搬入
■制震壁の設置
写真:制震壁の設置
■完成
写真:完成

Line Up

図:制震壁 図:MSD 図:CVD
制震壁
壁型粘性せん断ダンパー
MSD
多層型粘性ダンパー
CVD
シリンダー型粘性ダンパー
図:BMD      
BMD
ビンガム(軟塑性体)
ダンパー

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