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事業の状況

株主の皆様には、格別のご高配にあずかり、厚く御礼申しあげます。
さて、当社第68期(2018年4月1日~2019年3月31日)の営業概況につきましてご報告申しあげます。
当連結会計年度における我が国経済は多発した自然災害の影響等があったものの、企業収益や雇用環境の改善などを背景に総じて堅調に推移いたしました。一方、世界経済は、米中貿易摩擦の影響により先行き不透明感が強まる状況となりました。このような環境にあって当企業グループは、お客様のニーズに迅速かつ的確に対応することにより日系メーカーからの受注獲得に努めるとともに、欧米、中国、インド、アセアンでは非日系メーカーを重点としたグローバル展開を推進してまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は61,360百万円(前期比3.9%増)、営業利益は5,028百万円(前期比4.0%増)、経常利益は5,247百万円(前期比0.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,738百万円(前期比4.3%増)となりました。
セグメントの実績は次のとおりであります。

軸受機器

オイルレスベアリングは無給油あるいは給油の回数や量を大幅に減少させることができ、省資源・環境への配慮の観点から自動車をはじめ各種産業機械などに幅広く採用されております。

一般産業機械向け製品は、射出成形機や産業車両向け製品の売上が上期では拡大した一方、下期では縮小いたしました。
また、自動車向け製品についても、下期で中国における自動車生産台数の減少の影響を強く受けました。これらの結果、売上は通期では若干ながら増加したものの、利益は材料費の増加に加え積極的な投資による負担が増したことなどにより、前年を下回りました。
この結果、軸受機器セグメントの売上高は45,064百万円(前期比0.2%増)、セグメント利益は3,844百万円(前期比19.5%減)となりました。

構造機器

オイルレスベアリングの長年にわたる研究開発で培ったトライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)技術から派生して開発された免震・制振の技術は、人命、社会的財産や都市機能などを地震から守ります。

堅調な市場環境の中、積極的な営業活動により建物向け製品及び橋梁向け製品共に前年の受注を大きく上回り売上、利益共に増加いたしました。
この結果、構造機器セグメントの売上高は9,054百万円(前期比31.6%増)、セグメント利益は1,108百万円(前期はセグメント損失11百万円)となりました。

建築機器

風、太陽光を自在に操り、快適で安全な室内環境を実現する建築機器製品は高層ビル、公共施設、病院や住宅などあらゆる建築物に採用されております。

外付ブラインドは、積極的な営業活動が奏功し売上は増加いたしましたが、主力製品であるウィンドウ オペレーターの新規物件及びリニューアル物件共に売上が減少しました。
この結果、建築機器セグメントの売上高は5,818百万円(前期比1.3%減)、セグメント利益は52百万円(前期比8.2%増)となりました。


今後の見通しにつきましては、顧客視点を第一に、グローバル市場での受注・開発・生産活動を強化してまいります。
軸受機器事業は、海外での成長をより確実なものにするためのグローバル事業展開をさらに推進してまいります。また、次の半世紀を支える研究開発体制を強化いたします。
構造機器事業は、当社の強みを発揮できる市場の形成に注力することで競争力の確保を図るとともに、独自の品質、技術力で社会に貢献し続け、安心、安全を提供してまいります。
建築機器事業は、ウィンドウ オペレーターのリニューアル物件の獲得と、省エネに有効な外付ブラインドの認知度を向上させるための販売促進活動を強化し、受注拡大に努めてまいります。
これにより、グループ全体の売上高は60,000百万円、営業利益は足元の厳しい環境が続くことが予想されることに加え、上記の施策を推進するため4,000百万円を計画しております。
株主の皆様には、今後とも一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

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