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リバースカムユニット/ORCD・ORCT
オイレスリバース カム(ORCDシリーズ、ORCTシリーズ)は、突上げ構造によりパネルの上曲げを行えるコンパクトなリバース カムユニットです。
加工能力、サイズ、ストローク等により5機種から選定できます。
主要な摺動面にはオイレス#2000ウェアプレートを採用しており、高い耐摩耗性、耐カジリ性を発揮します。
上曲げ加工のための下型フローティング構造を廃止できるので、型構造の簡素化および工程短縮に寄与できます。
シリーズ構成
機  種 加工能力
(100万ストローク)
戻し力
(初圧/終圧)
N{kgf}

加 工
ストローク
(mm)
ユニット(mm) 工具取付面(mm)
全 長 高 さ 高 さ
O
R
C
D
ORCD120-43 29.4kN{3.0tonf} 440N/1.790N
{44.9/182.5}
43.0 180 260 265 120 100
ORCD120-25 49.0kN{5.0tonf} 24.8 230 50
O
R
C
T
ORCT120-40 61.3kN{6.3tonf} MAIN:320N/2.650N
{33.7/270.4}
SUB:79N/706N
{8.0/72.0}
40.0 270 300 280 120 70
ORCT220-60 98.0kN{10.0tonf} 880N/3,500N
{89.7kgf/356.9kgf}
60.0 420 390 410 220 65
ORCT320-60 1,310N/4,460N
{133.6kgf/454.8kgf}
425 320 100
金型設計上の注意事項
(1) リバースカムユニットの加工能力は下図に示すシゴキフランジ成形を想定しています。
シゴキフランジ成形 リストライク成形
(2) リバースカムユニットをリストライク成形にご使用される場合は、金型の調整方法(プレス追い込み、曲げ刃のシムアップ等)によってはリバースカムユニットに加工能力以上の成形反力が加わり破損する可能性があります。
リストライク成形反力より余裕を見た荷重に耐えられるような下記A、B、Cのバックアップを設置して下さい。
また、ユニットをプレスの上下運動に確実に追従させるために下記Dの併用も合わせて行って下さい。
不明な点は弊社にご相談下さい。
 
[補強箇所]
A: バックアップの追加
B: バックアップの追加
C: バックアッププレートの追加(♯2000ウェアプレート等)
D: 強制戻しの追加(ウレタンスプリング〈RSS・PRS等〉、ガスシリンダ等)
(3) シゴキフランジ成形にご使用される場合にも、リストライク成形にご使用される場合と同様に加工能力以上の成形反力が加わる可能性があります。成形反力に対する上記A、B、Cのバックアップの設置や、ユニットのプレスの上下運動に確実に追従させるために上記D(強制戻し)の併用を合わせて行って下さい。
使用上の注意事項
(1)

リバースカムユニットのストッパー、ストッパープレートは、カムドライバ、カムスライドの金型反転時における落下防止のため設置されています。成形(生産)時のカムドライバ上昇止めではありません。
プレス速度が高速となる場合には、カムドライバとストッパーが接触していない事をご確認下さい。

(2) プレスシャットハイトの追い込みや刃工具のシムアップ等は、リバースカムユニットの加工ストローク以上の状態となり破損する可能性がありますのでご注意下さい。
(3) 摺動性能維持の為、初回使用時及び分解・組立の際は摺動面に給脂を実施して下さい。
カムスライドを分離せずに、リターンスプリングユニットの脱着ができます。
●金型に取付けた上体で脱着が容易なためメンテナンス性に優れています。
ORCD120-25、ORCD120-43
分解手順
(1) Aのセーフティプレートを外す。
(2) Cのドライバを上方へ持ち上げる。
(3) Bのストッパーを外す。
(4) Dカムスライドを斜め上方へ持ち上げる。
ORCT120-40
分解手順
(1) Aのセーフティプレート、Bのストッパープレートを外す。
(2) Dのドライバを上方へ持ち上げる。
(3) Cのスラスト受けを外す。
(4) Eカムスライドを斜め上方へ持ち上げる。
ORCT220-60
分解手順
(1) Aのセーフティプレートを外す。
(2) Bのドライバを上方へ持ち上げる。
(3) Cのスラスト受けを外す。
(4) Dカムスライドを斜め上方へ持ち上げる。
ORCT320-60
分解手順
(1) Aのセーフティプレートを外す。
(2) Bのドライバを上方へ持ち上げる。
(3) Cのスラスト受けを外す。
(4) Dカムスライドを斜め上方へ持ち上げる。
 
組立手順(ORCT220-60の場合)
(1) Dカムスライドを斜め上方よりE水平カムに嵌め込む。
(2) Cのスラスト受けを固定する。(向きに注意する)
(3) Bのドライバをベースとスラスト受け間に嵌め込む。
(4) Aのセーフティプレートを固定する。
組立時の注意点
摺動部の異物等を除去し初期グリース給脂を行って下さい。
各部品には方向性がありますので組付けの際ご注意下さい。
ユニットはSER.No.毎にクリアランス調整を行っています。 部品のSER.No.を確認し誤組みの無いようにご注意下さい。
組立後はボルトが緩まないように、締め付けトルクの管理や緩み止め剤の併用等を行って下さい。
 

■追加工対応
下記追加工が可能です。下記以外の追加工も対応可能ですので当社営業所へご相談下さい。
追加工内容 タップ加工及びノック加工 一部切削加工 その他
当社営業所へ
ご相談下さい。
追加工指定方法 ご注文コード上で TUI 指定 : 別途加工指示書(図面)をご提示下さい。
■カムスライドの切削加工範囲
パンチやリテーナーの工具面を切削加工して取付ける場合の切削可能範囲。
フロントプレートの追加工も承ります。
シリーズ 最大切削可能範囲(mm)
Max A Max B
ORCD120-43 10 100
ORCD120-25 50
ORCT120-40 - -
ORCT220-60 60 65
ORCT320-60 100

●リバースタイプ カムユニット
■ご注文方法
標準タイプ

例 :ORCT220-60の場合
追加工タイプ

例 :ORCT220-60に追加工の場合(素面を添付して下さい)
キー付きタイプ

例 : ORCT120-40にキー追加の場合
専用のキーが付属します。(本体にセットはしません)
* ORCD120-43及びORCD120-25は、キー設置構造ではありません。
* ORCT120-40は、専用キーをオプションでご注文いただけます。 (上記注文方法欄を参照下さい)
* ORCT220-60およびORCT320-60は、専用キーが付属します。
キー付き追加工タイプ

例 : ORCT120-40にキー追加および追加工の場合
(素面を添付して下さい)
専用のキーが付属します。(本体にセットはしません)
 
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