社員インタビュー PEOPLE

新しい市場を創り出す
お客様もオイレスの社員も
みんなを笑顔にしていきたい

一般軸受事業部 営業部 東京営業所
2016年入社
体育学部 競技スポーツ学科

現在の仕事内容は?

一般軸受事業部 営業部に所属し、営業を担当しています。軸受関連のお客様は大きく分けて二つ、一つは自動車関連、もう一つは自動車関連以外のすべての業界です。私が所属する一般軸受事業部 営業部では、後者の自動車関連以外のすべての業界がお客様となります。軸受はサッカースタジアムのような大きなものから身の回りのゲーム機まで、さまざまな用途に使われているため、お客様の業界も多岐に渡ります。営業の仕事というと、製品の提案や納期の調整といったイメージが強いかもしれませんが、当社の営業はそれらだけではなく、新市場の開拓や新製品開発に必要な情報を収集し、会社の先頭に立って各部署を引っ張っていく旗振り役のような側面が強いです。

仕事の面白さ、やりがいは?

お客様となる業界が幅広いので、自分が関心を持った業界や「ここは面白そうだ!」と思った企業などにアプローチできるのが、この仕事の面白さの一つです。例えば、普段皆さんが座る椅子にもオイレスの軸受が使われています。リクライニング機能に滑らかな動きを持たせたことで、高級感を演出することを可能にしています。私たちの身の回りの生活では、さまざまな軸受が使われていますので、自分の発想や日常生活でのふとした気づきが新しい市場の創出につながるチャンスになることが多々あります。当社はオイレスベアリングのトップカンパニーとして業界では知られた存在ですので、お客様から課題解決のための依頼を受けることが多く、社内の技術部門と連携しながら新しい製品を開拓していけるところも、オイレスの営業ならではの醍醐味だと思います。

入社の理由は?

大学では体育学部に在籍し、コーチングなどを勉強していました。就職活動当初は志望業界が定まっておらず、金融・不動産・ITなど幅広い業界研究を行いました。就職活動を進めるうちにメーカーの営業職に興味を持ちましたが、そのなかでも「お客様のためになる正直な営業、嘘偽りのない営業」をしたいと思うようになりました。そのためには、技術的な裏付けがあり、確実にお客様の役に立つ製品を扱いたい。オイレスに入社を決めたのは、そんな「正直な営業」ができると思ったからです。実際、入社後、技術力に基づいた営業スタイルや、お客様からの技術的な信頼感の高さを知り、自分の考えが間違えではなかったと感じました。

これまで、最も自分を
成長させてくれた仕事は?

配属後の早い段階で、いくつかの取引先の担当を任せてもらえたことが速い成長につながったと思います。東京営業所は風通しもよく、若くから責任のある仕事をすることができます。決して自由気ままというわけではありませんが、自分の考えに基づいて主体的に動くことを早い段階からできるので「自由」に営業ができるという印象です。そのような環境を作り出してくれた上司や先輩には感謝しています。
一番印象に残っている仕事は、入社2年目に担当した案件です。あるメーカーと信頼関係を築くなかで、工場設備で頻繁に起こる突発的な故障に困っているという事に気づきました。すぐに工場を見学させていただき、原因は何なのかを一緒に追求し、当社の製品で改善できることを提案しました。解決に向けて社内の様々な部署と連携し、試験や検証を繰り返しました。最終的にお客様の仕様に合った製品を開発することができ、お客様にとっても大きな改善につながりました。
結果的に、この案件は新規性も高く売上規模も大きかったため、社内コンペでは最優秀賞を受賞しました。上司や先輩、関連部署の応援のおかげですが、営業としての自信にもつながった案件でした。

これからの目標は?

新製品の開発、新製品が必要な市場を創出することです。目の前の案件を獲得していくことも大事ですが、それだけでは営業としての役割を果たしたとは言えないと思っています。お客様の声を聞きながら困っていることや抱えている問題の課題を抽出し、それらを製品に反映させることが必要です。当社の高い技術力を発揮させるためにも、私たち営業がお客様の声を正確に聞き、新製品の開発につながる情報を得ることが最も大切だと思っています。
そのほかの目標としては、上司や先輩が自分にしてくれたように、後輩が働きやすいと感じる環境づくりに貢献していくことです。

就活生の
皆さんへの
メッセージ

皆さんのなかには、やりたい仕事が見つからないという人も多いかと思います。私自身もそうでした。そういった人こそ、いろいろな業界や企業を見てください。明確に決まっていないからこそ、素直な目で企業を見ることができるチャンスだと思います。そのなかで、少しでも「面白そう」と思った会社の一つが当社なら嬉しいです。学生のうちは、技術的な知識がなくても、大丈夫です。心配する必要はありません。入社してから、いくらでも学ぶことができます。むしろ、相手の気持ちを汲んで行動できることの方が大切だと思うので、そういったことを心がけてみてください。