社員インタビュー PEOPLE

誰もが働きやすいと感じる環境と
働く意欲を高めるような制度づくりを

企画管理本部 人事部 企画課
2016年入社
文学部 外国語学科

現在の仕事内容は?

人事部企画課で主に人事制度の企画を担当しています。私が取り組んでいるのは「人事評価制度の見直し」と「ダイバーシティ推進」です。前者は社員の活躍ぶりを示すこれまでの「人事評価制度」を見直し、新たな制度を作ることが目標です。すでに管理職向けの制度は完成し、運用が始まっています。後者の「ダイバーシティ推進」では「女性活躍推進」をメインに担当しています。例えば、育児中の時短勤務を小学3年生まで延長させたり、女性社員のキャリアアップのための研修を企画したり、女性本人だけでなく全社的な意識改革を図ったり、これまで以上に積極的な取り組みを実施しています。制度の面でも、キャリア形成の面でも、当たり前に女性が活躍できる環境をつくっていくことが私の役割です。

仕事の面白さ、やりがいは?

私自身、育児をしながら仕事をしてきたので「どんなことに困り、どんなことに悩み、どんな制度に助けられたか」自分の経験を活かした制度づくりに関われるところが仕事の面白さです。そして何よりも、自分が関わるチームが作った制度によって一人でも多くの女性社員が活躍できるようになればという想いで取り組んでいます。「女性活躍推進」に限らずダイバーシティの推進は、働きやすい環境をつくり、社員一人ひとりの働く意欲を高めることで会社全体の発展に繋げていくものです。社員は当社にとっての財産ですので、社員の活躍を支援するための基盤づくりは大きな責任が伴いますが、その分やりがいもあります。ダイバーシティの推進は会社全体に関わるため、今後の会社の方針や展望など、大きな視野から物事を見ることもでき、個人的な成長やキャリアアップにもつながる仕事だと思っています。自分の小さなアイディアが周囲の意見を取り入れながら成長し、一歩一歩プロセスを経て具体的な制度として形になった時の達成感は得難いものです。

入社理由とこれまでのキャリアは?

「大学で学んでいた英語を活かせる職場はないか」と考えていた時、グローバルに事業を展開している当社と縁があり中途で入社しました。入社後は経営企画部に配属され、国内外のグループ会社の運営に携わる業務を担当していました。海外のグループ会社とやりとりでは、英語が必要になりましたので自分なりの力を発揮できることができ、充実した4年間でした。その後人事部に異動し、現在に至ります。

これまで、最も自分を
成長させてくれた仕事は?

経営企画部時代、グループ会社の管理業務を通して海外も含めた当社の動きを俯瞰することができ、大きな視野に立って仕事をすることの大切さを学びました。会社の計画と結びつけて自分の仕事を見るという経験は、人事部への異動後も大きな力になっていると思います。異動後、さらに自分の成長を促してくれたのは「人事評価制度の見直し」と「ダイバーシティ推進」の企画を担当できたことだと思います。特に「女性活躍推進」に関しては自分なりの思い入れもあり、一から女性活躍推進法や人事制度について勉強し、知識も格段に増しました。「ダイバーシティ推進」は経営戦略の一つとしても位置付けられていますので、それを任されていることは大きな成長にもつながっていると思います。

これからの目標は?

まずは、担当している制度を作り上げることです。ただ、このような制度づくりはゴールのないものでもあります。実際に運営が開始されると、必ず改善点が生じます。作り上げている制度を完成させたあとも、これまでの常識にとらわれず常に疑問を抱きながら、何が最善なのかを探っていきたいと思っています。まだまだ人事部の経験は浅いので、さらに知識や経験を積み重ね、提案力をアップさせていきたいです。人事部への異動後、さまざまな社員から相談を受けることも増えたので、できるだけ多くの声を吸い上げて、制度づくりに反映させていけたらと思っています。

就活生の
皆さんへの
メッセージ

自分が思い描く将来に近づくために計画を立て、努力し、実現できれば、とても素晴らしいことですが、すべてのことを順調に進めるのは難しい場合もあります。就職後は、自分の意図しないことや予期していなかった出来事に悩まされることも多々あるかと思います。むしろ、それらを自分の成長やキャリアアップの機会として捉えることができると、違うアプローチや新たな発見につながります。ぜひ長期的な視野で、自分が輝ける職場を見つけてください。