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当社は、「人材は企業価値の源泉」との考えのもと、人的資本に対する積極的な投資をおこない、人材確保及び人材育成、ダイバーシティを推進しています。多様なバックグラウンドを持つ人材がその能力や個性を最大限に発揮できるよう働きやすい企業風土を作り出すことによって、従業員一人ひとりの会社への貢献意欲を高め、当社の事業推進力につなげていきます。
従業員エンゲージメントの向上
当社は、従業員エンゲージメント調査を定期的に実施しています。2023年度以前は3年に1回の実施でしたが、経営理念及び長期ビジョンであるOILES 2030VISIONの実現に向け、より効果的なエンゲージメント向上施策を実施するため、2024年度から調査頻度を年1回としました。
この調査は、エンゲージメントに関わる30問程度のアンケートを実施し、各種属性ごとに分析し、エンゲージメント向上に係る施策を立案し、定期的なアンケートにより評価するサイクルを回すことで、エンゲージメントの着実な向上に取り組んでいきます。2024年度のアンケートでは、職場の風土と文化、公平な評価と報酬に係る評価が相対的に低かったため、管理職強化研修として課長研修を実施しました。
人材の育成
企業としての競争力強化や企業価値向上のため、資質・個性を活かした能力開発を積極的におこなうとともに、組織的な人材育成・活用・評価・処遇により、従業員がその力を最大限に発揮できる環境整備を進めています。
教育研修制度
当社では、年次や階層に応じた教育研修体系を組んでいます。新入社員向けの研修では、入社直後の研修を終えてからも配属先でOJTによる導入研修とフォロー研修を3カ月ごとに開催し、社会人1年目のサポート体制を整えています。また、教育する側の先輩社員を対象とした研修も実施しており、教育担当者のスキル向上にも力を入れ、双方向で充実したカリキュラムを構成しています。
2023年度からは、新たに選抜教育として他社留学研修を取り入れました。他社の従業員とともにプロジェクトを立ち上げることによって、社内では体験できない視点や考え方に触れることができ、多様な発想が得られる機会となっています。また2024年度からは将来の幹部候補者育成のためのプレマネジメント研修を導入し、一層教育の充実を図っています。

公正な評価・処遇
当社は、直接雇用の従業員(正社員・無期契約社員・有期契約社員・シニア社員)を対象に、半期に一度、考課表をもとに上司との面談を実施し、評価をおこなっています。評価基準は従業員に周知し、評価の結果をフィードバックすることで透明性・公正性を確保しています。
また、評価者となる上司は公正な評価をおこなえるよう、階層別研修で考課者研修を実施するとともに、評価結果の妥当性を確認する評価者会議を部長職・課長職ごとに毎回実施しています。
生産DXへの取り組み
当社では、生産プロセスにおける紙帳票をデジタル化することで、データを集約・可視化し、分析・共有を推進しています。当社製品は顧客ニーズに応じ多岐にわたる製品を提供しているため、画一的な生産管理システムでは柔軟な対応が難しく、当社の業態に適用するには課題がありました。
2023年4月に生産事業部内に設立した生産DX推進室では、パッケージシステムを活用しながら内製することで、様々な知見を獲得しつつ、業務フローの変更にも柔軟・迅速に対応できる体制で開発を進めています。また、生産プロセスの各工程でデジタル化されたデータを連携させることで、原材料の購入からお客様への製品提供まで、一貫した品質トレーサビリティの確保にも取り組んでいます。可視化されたデータをもとに現場と連携しながら改善のサイクルを回すことで、不良の発生を抑止する生産プロセスの確立を目指し、日々改善を重ねています。
今後は、生産プロセスの様々な場所で標準化を進めることで、適用範囲の拡大と省力化を図り、着実な改善を積み重ねながら、生産性と品質の向上を通じて経営基盤の強化につなげていきます。